おニューのハンダゴテ！(RX-802AS)

二代目半田ごてが調子が悪くなってきたのですが、5年ほど(初代は4年ほど)使っていたので仕方ないと思いせっかくなのでちょっといいハンダゴテにしてみました！ 希望小売価格驚異の¥32,780(税込) 軽くてパワーあって温調あって小回りの効くコテといったら、ステーション型しかないってことで RX-802AS (リンク切れ こちら を参照)を選択！
太洋電機産業さん、お世話になります…



写真が月曜日昼間ですが、祝日だったんです。無職ではないです笑

到着!

注文してから5日ほどで届きました。
思ったより時間がかかって毎日そわそわしながら待ってた
そして箱、思ったよりも重かった…
力なきものにはキツかった(嘘)

早速開封

梱包材はしっかり入ってたのでベリーグー。
コテ台や本体はダンボールの枠でしっかり固定がされていました

強いて言うならプラグの先に袋なり、紙なりまいてほしかったかも
説明書、保証書は上に乗っかって入っていました。
保証書は切手を貼らなくていいやつのはがき付き。

写真

スポンサードリンク

スペック概要

• 型番 RX-802AS
• JANコード 031233
• 定格電圧 100V AC 50/60Hz
• 消費電力 80W
• 電源コード長 1.2m（3芯コード・アースピンプラグ付）
• 温度設定範囲 50–450℃
• リップル温度 無負荷時±5℃
• 絶縁抵抗 100MΩ以上（500V DC）
• 付属品 こて台（ST-22）
• 価格 ¥29,800（税別）

ステーション部

• 出力 24V AC
• サイズ 115（W）×98（H）×146（D）（mm）
• 重量 1.8kg（コード除く）

こて部

• こて部電圧／電力 24V AC / 72W
• アース抵抗 2Ω以下
• リーク電圧 2mV未満
• ヒーター ニクロムヒーター
• こて部コード長 1.2m
• サイズ 158mm（RX-80HRT-BM装着時　コードアーマー除く）
• 重量 28g（RX-80HRT-BM装着時　コード除く）

コテ先は0.5C型とB型を購入しました

すみません、コピペしました。 詳しくはWebで！ (メーカーのページです)

2〜3時間位使ってみた

あんなにピカピカだったコテ先はあっという間に汚くなった。
脂入りの有鉛ハンダだし、仕方なし。
使い心地としては、軽い、力強い、小回りがきく、全て良し！
ケーブルは吊るして使っているが引っかかることもなく、いい長さ。

不満があるとすれば、コテ先の角度が大きすぎる。(B型)
次にB型を買うならSB型か、LB型にする。
まあ、要するに自分が悪い。


ココだけの話、ケーブルが加水分解していてヌメっていた。
古い在庫だったから安く買えたんだろう。
オシロスコープの二の舞い。
要するにこれも自分が悪い。
(ケーブルはアルコールで拭いてなんとかなりました)

総括

goot (人 ´ 3 `*)

1年間使ってみた

1年間コイツを使ってみて、やはり高いコテは使いやすいと実感した。
温度の立ち上がりが良いため作業の開始までにかかる時間が少なく、熱の回復もとても良い。
このコテ先では何ワット使っているのかわからないが最大72Wは大きい。
下に映っている専用のコテ台もコテの収まりと角度が良くて持ったり置いたりがスムーズにできた。
この台は結構重くてずれることもなく良い、ただ少し大きいため置く場所はしっかり作る必要がある。
何よりもコテ部がものすごく軽い。今まで使っていたものを触ってみるとかなり重く感じる。
ケーブルも柔らかく取り回しが軽い。
次にコテ先
上がB、下が0.5C
Bのコテ先は、初めはコテ先の角度が大きすぎるなどと言っていたが慣れれば大したことではない。
普通に使える。
多少温度をあげる必要があるが大きい端子へのはんだ付けも問題なくできる。
特に不満はない。

0.5Cについては概ね問題ないが、熱容量がだいぶ少ないためGNDなどのベタパターンでは熱を奪われがちになるため注意する必要がある。
余り使う機会がなかったゆえに大した感想がない。
本体も見た目、機能ともに洗練されていて概ね良い道具だと思う。
よく使う温度の変更などであれば少ない手順で変更できるのも良い。
スモークのパネルによって表示も見やすい。
しばらく使わないとスリープして200℃(変更可)くらいまで勝手に下げてくれるのは本当に便利だと思う。
コテ先に優しい。
コテ先の温度でセンシングしているようで。コテ先を拭えばすぐに(5秒ほど)300℃近くまで復帰してくれるのもポイントが高い。
更にコテ先交換はホットスワップに対応していて電源を入れたまま、熱いままで交換できる。
これには初めて使ったときは感動した。

しかしながら、電源のスイッチが側面にあって押しにくい。
オートパワーオフ機能があるから消し忘れなどは心配ないが電源を入れるのが面倒になる。
前面、もしくはコテ部に電源のオンだけで良いからほしいところ。
また、保護パネルがあるせいで前にしっかりとスペースを確保しなければ温度やコテ先のプロファイルを変えられないのも難点。
作業スペースをきれいに保てばいい話だがそれができれば苦労しない。
またコテ先プロファイルを変えるのもコテの番号を見なければならないのは面倒。自動でやってくれ。

本体はコテ台より更に重い(電源がトランス式と思われる)ため置く場所は考えたほうが良い。
熱もそれなりに出る。

スポンサードリンク

総評

★★★★★
ごちゃごちゃ言っているものの物自体はとても良い。
お金に余裕があるならば買うべき。
はんだごては白光の製品が有名だが太洋電機産業のGootもいいと思う。
しかし、勘違いしてはならないのはいい道具を使ってもいい仕事ができるわけではない。
それと コテ先だけで￥1600 ほどするため後悔のないように...